働く女性のキャリアプラン
結婚した場合、日本の民法では「夫または妻の姓を名のる」と夫婦同姓を定めていますが、それに反対し、「夫婦別姓」のために民法改正を求める運動もあります。
その運動は、成功するとしても長い年数を要するでしょうが、ビジネスウーマンのなかには、職場では「通称としての旧姓」のまま働きたい、という人が少なくないのです。
旧姓でつくり育ててきた人間関係などを大切にしたい、という主張には共感できますが、「通称旧姓」のまま出産し、保育所などから「新姓」での電話連絡があったりして、職場で「誰のことか」と混乱した例もあります。
離婚数は、過去十年ほど急増した後、いわば「伸びどまり」状況にありますが、今後の成り行きは予断できません。
キャリアウーマンでは結婚していない人の比率が高いといわれていますが、そのなかには「離婚した人」もふくまれているのです。
平均年齢前後で結婚する場合でも、出産・育児プランと、職場におけるキャリアプランとは、微妙な関係にあります。
事例的には、およそ次のように3つくらいのグループに分かれています。
1.キャリア優先、高齢出産型のグループ
弁護士・医師など資格をとるのに年数がかかる専門職を筆頭に、ふつうのビジネスウーマンでも職業的なキャリアを優先させたほうが「出産休暇後の社会復帰」に有利だと考える人の場合、近年の医学の進歩にも期待をかけて、高齢出産を選ぶ例が増えています。
2.出産・育児優先型のグループ
産前産後の休暇、あるいは育児休職などの制度が定着し、職場に戻れば職業キャリアが継続できるという条件がある場合には、出産・育児を優先させるのも当然でしょう。
今後は、こうした条件づくりが進み、定着する職場が増えることでしょう。
3.ケース・バイ・ケースのグループ
親と同居中であるとか、零歳児保育の引き受け手があるなど、個別の条件により、出産・育児プランと、職場におけるキャリアプランが、あまり矛盾しないという場合です。
派遣 千葉などで働く女性たちはどのグループでしょうか。