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2011年01月 アーカイブ

自由主義と社会主義 3

企業が一定の資本と労働力を持ち、それによってものを作って一定のものを納めます。


しかし、それ以上にできた場合は、それを自由に市場で売ってもよいというわけです。


これは明らかに自由化です。


最近では、私的な個人経営から、かなりの人を雇用する私営企業が許され、国営事業の株式会社化も始まっています。


さらに、これと結んで労働市場ができ、証券市場ができます。


土地の使用権にかんして土地市場も生まれ始めています。


他方、そのころ、ソ連の方でも、1985年にゴルバチョフ政権になって以来、自由化の新しい波が高まっていました。


ペレストロイカ(建て直し、改革)やグラスノスチ(公開)の旗印のもとに、このところ自由化や民主化の動きが活発です。


このように自由化が進んでいったから、中国は1980年前後からですが、ソ連圏ではだいたい1960年前後から、スターリン体制に代表されたような全面集権的な社会主義は崩れてきました。石塚孝一氏によると、フルシチョフによる公式のスターリン批判そのものは、1956年にさかのぼります。


・・・ともあれ、こうして共産圏でも、国によって多少の前後はありますが、社会体制は一種のソ混合体制に向かうことになります。

自由主義と社会主義 4

西側の混合体制とはもちろん性格が違うが、共産圏でも今日では、たんなる中央計画、中央管理ではなく、市場経済や自由競争の要素がますます多く組み入れられているわけです。


西側自由諸国とはいわば逆の方向で混合体制化が進んでいるといっていいでしょう。


このように見てくると、西でも東でも、近代に力をもってきた一元的な社会体制は、今日では大きく崩れてきているということが明らかになります。


個人と全体、自由と統制、市場と計画の両極端から、社会体制はいずれも混合化の方向をとっていることが知られます。


これらは当然、生協のあり方と関係があります。


生協は本来、個人主義とも全体主義とも相容れない性格をもっているからです。


近代を特徴づけてきた第三の点として、国際関係に注目してみましょう。


最も特徴的なこととして、近代という時代は西洋が世界を支配してきた時代、西洋の世界支配の時代だったといっていいでしょう。


あの新大陸発見の時代(15~6世紀)から西洋が優勢になってきました。


日本でいうと戦国時代です。


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